研究室運営方針

Education Policy

研究室でのフィールドワーク写真

学生さん自身が関心のあるテーマを研究して欲しいと思います。すなわち、主体的に自分でテーマを決め、自分で調査計画を立案し、自分で調査を進めていくことが求められます。受動的に研究テーマを待つ人には、あまり向かないゼミになります。研究グループ問わず他の研究室との協同も進めていきたいと考えています。私自身、違和感なく学際できる世代です。

現地調査を重視しますが、室内での地図化・空間解析も行います。現場は地元和歌山を主としながら、海外含め多様な地域環境を扱います。多様な地域を見ることで、地元を客観的に評価できるようになると思うからです。私自身、学生時代、海外調査で自己成長させてもらえたことに感謝しています。企業も新人を武者修行で海外に送り込む時代です。学生時代に海外含めフィールド調査を経験することは、とりわけ地元就職した時に大きな財産となるのではないでしょうか。

学生さんのニーズも多様化している昨今だとは思います。だからこそ、誰に対しても公平誠実でありたいと思っています。情ではない確かな科学的判断が信条です。