理学部地理学教室にて植生、地形分類、地理情報の基礎を体得した後、環境省を目指し(記憶曖昧)応用分野である緑地学研究室修士課程に進学しました。アジア低湿地各都市郊外の緑地環境研究を進める中で、教育研究の価値を発見し研究者に(ただし小中時代の夢は環境学者だったとの証言もあり)。
奉職後は新たに物質フローやエネルギーの観点も加え、日々学生さんや研究仲間と研鑽しています。若い時分は専門を極めろとの見解もありますが、多分野融合プロジェクトを20代までに経験しておいてよかったと真に思います。おかげさまで、現在の立ち位置である、経済的に内部化できない自然資源の循環もふまえた持続可能なアジア低湿地の都市農村ランドスケープを追究できています。